〔ファンドレイザーの働き方〕


~日本の現状~

現在の国内NPOには、残念ながら専業のファンドレイザーと呼べる人材が配置されているところは少数です。一般的には、団体の広報担当者が 「ファンドレイジングもついでに行なっている」 というのが実情です。

それゆえに、ファンドレイジングの専門知識も持たず、資金集めに苦慮して、挙句は 「日本には寄付の習慣がないから無理」 と半ばあきらめムードを漂わせる結果になっているのです。

行き着く先として、本来の事業目的を犠牲にしてでも 「補助金」 を得るために、行政の手先と化した 「行政委託依存」 のNPOも少なくありません。
ただし、ファンドレイジングは決してファンドレイザーだけが単独でおこなうものではないことを忘れてはなりません。組織の中で、ファンドレイジングの担当者以外がファンドレイジングに無関心でいることは許されません。

したがって、ファンドレイザーたるものは担当するNPOが事業体として機能しているかを広い目でチェックする意識が必要です。同時にファンドレイザー以外のすべてのNPO関係者は、ファンドレイジングを団体の重要必須課題として認識し、ファンドレイジングそのものをミッションとする意識が求められるのです。


《あんしん組合認定ファンドレイザーの資格認定と活動について》

上記のような現状を踏まえ、当局では 「あんしん組合認定ファンドレイザー技能検定」 制度を設け、基礎知識を得た認定者に対するファンドレイザーとしての就業機会を提供するプランを実現してまいります。


●当組合認定ファンドレイザーの活動内容


大きく分けて以下の2種類となります。


1. 当組合に登録後、当組合(あんしん組合)あての資金開拓活動を行なう。
当組合にお問合せされた方のリスト等を利用し、あんしん組合への寄付を募ります。

2. 当組合に登録後、他のNPO団体(当組合と委託契約を結んだ団体)あての資金開拓活動を行なう。NPOの種類は市民活動団体のほか、環境系、福祉医療系、文化芸術系など分野を問いません。ファンドレイザー自身が尽力したい分野のNPOに対する寄付を代行して募ります。


認定ファンドレイザー有資格者のお仕事については、完全に本人の自由意志での活動となります。活動開始時期・活動時間・一時活動停止などは、ご自身で自由にご判断ください。